確かな「信頼」を礎に、那須の未来をともに築く —  万建設興業と鈴木電機のパートナーシップ

パートナーの声

鈴木電機の新社屋「森のオフィス」。
その建設を手掛けているのが、那須塩原に本社を置く万建設興業だ。

建設と電気工事という、暮らしと産業を支える二つの領域で、創業期の近い両社は長年にわたり協力しながら、地域とともに歩み、那須の発展を支えてきた。

そんな万建設興業は、どのような歩みを経て今に至り、そして鈴木電機の強みや魅力をどのように感じているのか。専務取締役の渡辺さんに話を伺った。

「土地を売るための建設部門」から広がった歩み

万建設興業の原点は、那須塩原市の山あいにある。渡辺さんの曾祖父が現在の本社所在地(那須塩原市扇町)に移り住み、その子どもたちがそれぞれに事業を立ち上げた。

建設、不動産、さらには今でいうフィットネスジムのようなものまで、多彩な挑戦があったという。その中で建設業を始めたのが渡辺さんの祖父だった。

「祖父の時代は、どちらかといえば不動産業が主で、建設は“土地を売るための一部門”のような位置づけだったそうです。そこから父の代になり、総合建設業として本格的に幅を広げていったんです。」

鹿島建設で修行を積んだのちに家業を継いだ父・一郎さんの代では、住宅からマンション、さらには大型建築へと事業領域を拡大。地域に根ざした建設会社として、万建設興業の存在感は次第に大きくなっていった。

しかし2008年、一郎さんの急逝によって経営は大きな転機を迎える。

「父が亡くなってしまい、兄が社長、私が専務という形で兄弟で事業を引き継ぐことになりました。」

その後、渡辺さんの代になってからは、自社ブランド「Karino(カリノ)」を立ち上げ、設計から施工、アフターサービスまで一貫して自社で完結できる体制を整えた。

Karino|株式会社万建設興業

現在では住宅が売上の3分の1を占め、残りの3分の2は物流倉庫や工場など、非住宅分野が中心になっているという。

「私たちの代になってからは、地域の建設会社との差別化を図るために、プライベートブランドという形で“自社としての世界観”を打ち出しました。品質の良さはもちろん、デザインや暮らしやすさまでを一貫して提案できることが強みだと思っています。」

経営理念「継続」に込める意味

時代の流れに合わせながら、事業のあり方を少しずつ進化させてきた万建設興業の理念は「継続」。

「理念がシンプルすぎて『内向きだ』『伝わりづらい』と言われることもあります。」と渡辺さんは笑う。

企業理念にしては短い言葉だが、そこには会社の歩みと想いが詰まっているという。

「祖父の時代は借金も多く、会社を続けていくのが本当に大変だったと聞いています。建設業はお客様との関係が長く続くからこそ、会社自体が安定して存続していくことが何よりも大切です。」

心と身体が「ととのう」癒しの家|株式会社万建設興業

万建設興業にとって「継続」とは、単に会社を残すことではなく、地道に続ける力を仕組みとして育てていくこと。渡辺さんはその具体的な取り組みについてこう語る。

「3年に1度は中期経営計画を立てているんですが、会社としてはどちらかというと、急激な成長を目指すというよりも、従業員が着実に成長していくことを軸に置いています。長く続く会社であるためには、やはり“人”が育つことが大事ですから。」

渡辺さんは続ける。

「お客様の信頼を第一に考え、技術の向上に努め、時代の変化を的確に捉える。その積み重ねこそが“継続”だと思っています。会社が長く続くためには、常にお客様にとって何が最善かを考え、形にしていくこと。それを意識して日々の仕事に向き合っています。」

鈴木社長は“友達のお兄さん”だった

そんな渡辺さんと鈴木電機の鈴木大介との出会いは、幼少時代にさかのぼる。

「弟さんが私の同級生で、大介さんは“友達のお兄さん”という存在でした。弟さんに何かあった時は真っ先に迎えに来るような人で、家族思いだなという印象を当時から持っていました。」

当時は顔見知り程度の関係だったが、大人になってから青年会議所で再会する。

「青年会議所は地域の未来を考える20代〜30代が集う団体です。そこで一緒に活動しながら、大介さんの持つ那須の未来への考え方に触れました。もう10年以上も前になりますが、那須疎水や再生可能エネルギーの話を熱く、そして純粋に語っている姿がとても印象に残っています。その当時から『電力会社を作りたい』と口にしていましたね。」

当時の渡辺さんは、その壮大なビジョンに「さすがに無理じゃないか」とも感じていたという。しかし今、その構想は『那須野ヶ原みらい電力』として形になっている。

「当時、お酒を飲みながら語っていた夢が現実になっているのは本当にすごいと思います。10年以上ブレずに言い続けて、実現するというのはなかなかできることじゃないですよね。」

Karino|株式会社万建設興業

大切にしているのは信頼関係

渡辺さんが鈴木電機を語る際によく口にするのが、「信頼」という言葉だ。

その信頼をより強く感じるようになったのは、数年前、ともに手がけた工場建設の現場での出来事だったという。

「工事の途中でトラブルが起きてしまったんです。解決には早急な対応を求められ、費用もかかってしまうという難しい状況でした。でも鈴木電機さんは採算を度外視して、すぐに動いてくれたんです。普通なら避けたくなるような場面でも、誠実に向き合ってくれる。その姿を見て、本当に信頼できる会社だと感じました。」

建設と電気工事は切り離せない関係だ。建物を完成させるためには、電気の配線や照明、設備の設置が欠かせない。現場では、互いの作業が段取りを合わせながら進んでいく。

多くの電気工事会社と仕事をしてきた渡辺さんは、その中で鈴木電機の特徴をこう語る。

「ここ数年は、お客様から『電気代を抑えたい』『太陽光発電を導入したい』『蓄電池を設置したい』といった相談が本当に増えています。ただ、建設会社としては電気の仕組みを細かく把握するのは難しい部分もあります。そうしたときに、再生可能エネルギーに詳しくて、関連会社のバンテックさんと連携しながら、高圧の電気設備まで対応してくれるのはとても心強いです。」

さらに、鈴木電機の強みは「現場を踏まえた提案力」にあると渡辺さんは語る。

「もちろん、金額だけで見れば鈴木電機さんより安い会社もあります。でも鈴木電機さんは必ず現場を確認して、建物の状況や条件を踏まえた上で、一番良い形を考えてくれるんです。結果として、無駄がなく効率のいい設備になったり、お客様が長く安心して使える環境ができたりする。そこが他とは違うと思います。」

渡辺さんは続ける。
「お客様の要望に最初から最後まできちんと応えられる会社って、実はそう多くありません。でも鈴木電機さんは、どんな難しい要望でも真摯に向き合ってくれる。そこが強みであり魅力だと思いますね。」

那須の未来のために手を取り合っていきたい

現在、万建設興業が進めているのが「森のオフィス」。
鈴木電機の新社屋であり、エネルギー消費を抑えながら自ら電力を生み出し、建物全体でエネルギー収支をゼロにすることを目指す「ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)」としての取り組みでもある。

「“友達のお兄さん”だった大介さんの会社の社屋を自分たちが建てることになるのは感慨深いです。また、ZEBは万建設興業にとっても新たな挑戦です。鈴木電機さんをきっかけに新しい施工事例ができるというのは、私たちにとっても大きな意味があります。」

万建設興業の建築分野における設計力と、鈴木電機の電力コスト削減や設備の効率運用、CO₂削減に向けた提案力。それぞれの強みを掛け合わせることで、両社は地域のお客様により良い未来を示そうとしている。

「那須という地域全体が活性化していくことが、結果的に私たちのような地元企業の成長にもつながっていくと思っています。鈴木電機さんも広いエリアで事業を展開されていますし、雇用の創出や、利益を地域に還元していくといった点でも、大きな役割を担っている。

「行政も含めて地域が一体となって成長していくことができたら、那須全体がもっと元気になっていく。それが実現すれば、本当に理想的だと思いますね。」

那須の未来を見据えながら、ともに歩む。

その信念を胸に、万建設興業と鈴木電機は次の一歩を踏み出している。

PARTNERS

共に、この地で生きていく。

「地域にエネルギーを循環させる」再生可能エネルギーで地方創生を進める大塚さんの挑戦

株式会社クリーンエナジー・ソリューションズ 代表 大塚様

最初は妄想という形でしたが、話していくうちに“この人となら一緒にやれる”と感じました。事業の本質に向き合う姿勢や、現場感覚に裏打ちされた言葉に信頼を感じたんです。

確かな「信頼」を礎に、那須の未来をともに築く —  万建設興業と鈴木電機のパートナーシップ

万建設興業 専務取締役 渡辺様

鈴木電機さんは採算を度外視して、すぐに動いてくれたんです。普通なら避けたくなるような場面でも、誠実に向き合ってくれる。その姿を見て、本当に信頼できる会社だと感じました。

JOURNAL

スズデンの今

お知らせ

第39回ふれあい祭りが7月18日に開催されました

2026.07.21

Webサイトリニューアルのお知らせ

2026.07.07

本社社屋 移転のお知らせ

2026.07.01

ブログ

スズデン、ロゴを刷新します

2026.06.30

「ありがとう」が巡る会社をつくりたい

2026.05.28

あの水素事業は失敗だったのか? いま振り返って思うこと

2026.04.23

BEYOND WORKS

100年後の風景を、共に描く。

設備の先にある、この地の日常を創ること。

スズデンが循環のハブとなり、地域と共に新しい物語を編み出します。
今日整えたインフラを、次世代を照らす誇りへ。